Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

投稿者: | 2022年9月21日

Windows PCでは、使用中のファイルやプログラム、およびその他のデータをRAM(ランダムアクセスメモリ)に保存しています。これはハードドライブから読み取るよりもRAMから読み取るほうがはるかに高速であるためです。

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RAMがいっぱいになると、Windowsはデータの一部をRAMからハードドライブに戻し、ページングファイル(Paing File)に配置します。このファイルは、仮想メモリの形式です。読み取りの速度はRAMよりは遅いです。潜在的に重要なデータを捨てたり、プログラムをクラッシュさせたりするのではなく、データはハードドライブに保存されます。

ページングファイル(Paging File)とは

ページングファイル(pagefile.sys)は、スワップ ファイル、ページファイルとも呼ばれ、ハードドライブ上のファイルです。ページングファイルは、RAMと同様に Windows オペレーティング システムによって使用されるコンピューターのハードドライブ上の隠しファイルです。ページングファイルとRAM が一緒になって仮想メモリを構成します。

ページングファイルを使用すると、システムはアクセス頻度の低い変更済みデータを物理メモリ(RAM)から削除して、物理メモリをより効率的に使用できるようになります。また、Windows は物理メモリ(RAM)がいっぱいになったときに、ページングファイルを使用してデータを格納します。

大量のRAMがあれば、Windowsはページングファイルなしで実行できますが、ページングファイルを無効にしてもパフォーマンスは向上しません。ただし、ページングファイルを無効にすると、問題が発生する可能性があります。

ページングファイルは、高負荷時にRAMから負荷を取り除くために必要です。オペレーティング システムによって、仮想メモリが不足しているというメッセージが表示される場合があります。このような状況では、ページングファイルのサイズを増やす必要があります。

ページングファイルの管理

▼ Windowsは独自にページングファイルを適切に管理できます。 Windows + Rキーを押して、ファイル名を指定して実行を開きます。名前:のテキストボックスに1systempropertiesadvancedと入力し、2OKボタンをクリックします。

Windows 11

▼ または1sysdm.cplと入力し、2OKボタンをクリックします。

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▼ システムのプロパティウィンドウが表示されます。1詳細設定タブにて、パフォーマンス2設定ボタンをクリックします。

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▼ 更にパフォーマンスオプションウィンドウが表示され、1詳細設定タブにて、《仮想メモリ》:2変更をクリックします。

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Windowsでは、既定でページングファイルの設定を自動的に管理します。ほとんどのユーザーは、これらの設定をそのままにしているので、最適な設定をする必要があります。この場合、ページングファイルはオペレーティングシステムがインストールされている同じドライブ(C:ドライブ)にあります。

▼ 1すべてのドライブのページング ファイルのサイズを自動的に管理するにチェックが入っている場合、仮想メモリ設定の処理は自動的に実行されます。2システム管理サイズが選択されています。これはWindowsセットアップ時の設定そのままです。

3カスタムサイズの場合は、テキストボックスに希望するサイズを記入します。

5すべてのドライブの総ページングファイルサイズ:Cドライブ以外にもDやEドライブなどに割り当てられた複数の仮想メモリがある場合、全部合わせて1つのページングファイルが作成・管理されます。

現在の割り当て項目に割り当てられた仮想メモリの合計が表示されています。ここではCドライブのみのサイズです。

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▼ 上記の4ページングファイルなしを選んだ場合は、右側の設定ボタンをクリックすると以下のメッセージが表示されます。はいボタンを押すとPCの再起動を求められます。

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ページングファイルを暗号化を有効または無効にする

ページングファイルを使用すると、システムはアクセス頻度の低いデータを物理メモリ(RAM)から削除するので、システムが頻繁にアクセスされるデータのために物理メモリをより効率的に使用できるようになります。

ページングファイルを暗号化すると、悪意のあるユーザーがドライブにページングされたデータを読み取れなくなりますが、ファイルシステム操作の処理負荷も増加します。

Windows 11で仮想メモリ ページング ファイルの暗号化を有効または無効にする方法を紹介します。NTFS ページファイル暗号化を有効または無効にするには、管理者としてサインインする必要があります。

コマンドを使用してページングファイルの暗号化を有効または無効にする

▼ まずWindowsターミナル(管理者)を開き、Windows PowerShellまたはコマンド プロンプトを選択します。以下のコマンドをコピーし貼り付けてEnterキーを押します。

fsutil behavior query encryptpagingfile​

1このコマンドで、2ページングファイルの暗号化が有効か無効になっているかを確認できます。現在無効になっています。

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▼ ページングファイルの暗号化を有効にするには、1管理者権限で2以下のコマンドを実行しまず。3ページングファイルの暗号化が有効になり、Windowsに適用するにはPCを再起動します。

fsutil behavior set encryptpagingfile 1

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▼ 逆に、ページングファイルの暗号化を無効にするには、管理者権限で1以下のコマンドを実行しまず。2ページングファイルの暗号化が無効となり、Windowsに適用するにはPCを再起動します。

fsutil behavior set encryptpagingfile 0

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ローカルグループポリシーで仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

▼ ローカルグループポリシーを使用して仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする方法を紹介します。 Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1gpedit.mscと入力し、2OKボタンをクリックします。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

▼ ローカルグループポリシー(gpedit.msc)ウィンドウの右側のナビゲーションツリーで、下のパス(Path)に移動します。

コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > ファイルシステム > NTFS

▼ 右側のウィンドウの詳細項目から、1NTFS ページファイルの暗号化を有効にする》項目をダブルクリックします。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

▼ 以下の1有効を選択した後、2OKまたは適用ボタンをクリックします。

ページ ファイルを暗号化すると、悪意のあるユーザーがディスクにページングされたデータを読み取れなくなりますが、ファイル システム操作の処理のオーバーヘッドも増えます。 この設定を有効にすると、ページ ファイルが暗号化されます。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

元に戻すには、未構成無効を選択します。

レジストリエディターでページングファイルの暗号化を有効または無効にする

▼  Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開きます。テキストボックスに1regeditと入力し、2OKボタンをクリックします。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

▼ レジストリエディタの実行を許可するかについてのユーザーアカウント制御(UAC)画面が表示されます。1はいボタンをクリックします。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

▼ レジストリエディターウィンドウが開きます。まず現在ログインしているユーザーの場合は、以下のパス(path)までレジストリキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

右側の1NtfsEncryptPagingFile値をダブルクリックします。

Windows 11

▼ 現在、1NtfsEncryptPagingFile値のデータは《0》となっており、ページングファイルの暗号化は無効になっています。ここで値をダブルクリックします。《DWORD(32ビット)値の編集》画面にて、値のデータ2《1》に変更し3OKボタンをクリックします。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

NtfsEncryptPagingFile値を有効にする《1》

▼ 現在、1NtfsEncryptPagingFile値のデータは《0》となっており、ページングファイルの暗号化は無効になっています。ここで値をダブルクリックします。《DWORD(32ビット)値の編集》画面にて、値のデータ2《1》に変更し3OKボタンをクリックします。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

NtfsEncryptPagingFile値を有効にする《2》

▼ 次に、以下のパス(path)までレジストリキーを展開します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Policies

ここで新しい値を作成します。《Policies》キーの右ペインでマウス右クリックし、1新規 > 2DWORD(32ビット)をクリックします。

Windows 11

▼ 1新しい値 #1の名前を2NtfsEncryptPagingFileに書き換えます。

Windows 11

▼ 上記と同様に、1NtfsEncryptPagingFile値のデータは《0》となっており、ページングファイルの暗号化は無効になっています。ここで値をダブルクリックします。《DWORD(32ビット)値の編集》画面にて、値のデータ2《1》に変更し3OKボタンをクリックします。

Windows 11

▼ 以下のように《NtfsEncryptPagingFile》値は1(有効)となっています。

Windows 11

▼ 結果、ページングファイルの暗号化は有効になっています。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

レジストリエディターでページングファイルの暗号化を無効にする

▼ ページングファイルの暗号化を無効にするには、2つの1NtfsEncryptPagingFile値のデータは《0》にするか、または最初の値は《0》にし、以下の値はDeleteキーを押し2はいをクリックして値を削除し、PCを再起動しますと無効になります。

Windows 11で仮想メモリのページングファイルの暗号化を有効または無効にする

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