• CSS
  • HTML
  • EXCEL
  • WINDOWS 10
  • TIPS
  • MAIL

https://www.billionwallet.com > Windows 10 > システム(System) > Tempフォルダー/一時フォルダをシステムドライブから別のドライブに変更する - Windows 10

Windows 10 Tempフォルダー/一時フォルダをシステムドライブから別のドライブに変更する

WindowsのTempフォルダ(一時フォルダ)とは、アプリケーションのインストールやプログラムの動作などより、一時的にPC作業を行う際に使用されるフォルダーです。通常PC作業が終われば自動的に削除されるものですが、そのまま残ってしまうファイルもあるので、定期的に削除を行ったりする必要があります。

普通、Temporary(一時的な)ファイルや削除してもシステムに影響のないファイルが格納されていますが、長期間放置している場合、かなり大きい容量になっている場合があります。

通常Tempフォルダは既定ではシステムドライブ(C:ドライブ)に格納されています。定期的にモニタリングをしないと不要なファイルがどんどん増えていくので、C:ドライブの容量を無駄に占領してしまい、知らないうちにC:ドライブに影響を与えたりします。

関連記事

[Windows10] ディスク クリーンアップ(Disk Cleanup)を使って不要なファイルを削除する~ハードディスクの容量を増やす方法

スポンサーリンク

Tempフォルダーの格納場所

▼ Tempフォルダーは2ヵ所存在します。まずユーザーのTempフォルダーのパス(Path)は、WindowsのバージョンやWindows OSのインストールドライブ、ユーザー名などのPC環境によって異なりますが、大体以下の場所に位置しています。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Temp

関連記事

[Windows 10]WindowsユーザーのTempフォルダー(一時フォルダ)を開く方法

▼ 次に、システムのTempフォルダーのパス(Path)も見てみましょう。環境変数を使えば簡単にTempフォルダーへアクセスできます。 Windows + Rキーを押し、ファイル名を指定して実行を開いて、テキストボックスに1%SystemRoot%\TEMPと入力し、2OKボタンをクリックします。

▼ このフォルダーにアクセスする許可がありませんとメッセージが表示されますが、無視して2続行ボタンをクリックしまと、システムのTempフォルダーが表示されます。

C:\Windows\Temp

Tempフォルダーのドライブを変更する

▼ ここから行う設定は、既定のTempフォルダーのドライヴをC:ドライブから外付けハードディスクに変更する作業です。現在Tempフォルダーは既定ではシステムドライブ(C:ドライブ)に保存されていると思います。まず、 スタートボタン上でマウス右クリックし、またはキーボードの Windows + Xキーを押し、1システムをクリックします。

▼ 以下の1システム情報をクリックします。

▼ 以下のシステムウィンドウが開きます。左側の1システムの詳細設定項目をクリックします。

▼  システムのプロパティウィンドウにて、1詳細設定タブをクリックし、2環境変数ボタンをクリックします。

▼  以下の環境変数画面が表示されます。ここで1[ユーザー名]ユーザー環境変数と2システム環境変数の2ヵ所にある既定のTempフォルダーのパスを削除し、それぞれ新しいドライブのTempフォルダーのパスを作成していきます。

スポンサーリンク

ユーザーの環境変数からTempフォルダーを削除する

▼  まずユーザーの環境変数を削除します。以下のように既定の1《変数名:TEMP、値:C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Temp》となっていますが、これをダブルクリックしますと、以下の環境変数の値:2%USERPROFILE%\AppData\Local\Tempとなっています。3《変数名:TMP》も同じ変数値になっています。

▼  まず1《変数名:TEMP》を選択し、2削除ボタンをクリックして削除します。同様に3《変数名:TMP》を選択して削除します。

▼  結果、ユーザーの環境変数から1Tempフォルダーは削除されました。引き続き、システム環境変数から2《変数名:TEMP》と3《変数名:TMP》を編集します。

システム環境変数からTempフォルダーを編集する

▼  以下のようにシステム環境変数のTEMPの値は%SystemRoot%\TEMPです。既定の1《変数名:TEMP、値:C:\Windows\TEMP》ですが、これをダブルクリックしますと、以下の環境変数の値:2%SystemRoot%\TEMPとなっています。3《変数名:TMP》も同じ変数値になっています。

▼ ここから変数名の《TEMP》と《TMP》の変数値を外付けハードディスクのパス(path)に変更します。まず1《TEMP》を選択してダブルクリックする、または編集ボタンをクリックします。次に、システム変数の編集画面にて2ディレクトリの参照ボタンをクリックします。

▼ Tempフォルダーとして使う新しいフォルダーを作成します。1外付けハードディスクを選択したら2新しいフォルダーの作成ボタンをクリックします。

▼ 新しいフォルダー名を1TEMPに変更して2OKボタンをクリックします。

▼ 変数値が1新たに作成した外付けハードディスクのフォルダーのパス(I:TEMP)に変わりました。2OKボタンをクリックします。

▼ 引き続き、変数値の《TMP》も上記と同様に外付けハードディスクのフォルダーのパスに変更します。これで設定は終わり、以下のように1《TEMP》と《TMP》の変数値が変わりました。2OKボタンをクリックします。これで設定は終わりました。

▼ 結果、アプリケーションを起動しますと、一時ファイルが1新しいTempフォルダーに格納されるようになりました。

Tempフォルダーのエラー対策

Tempフォルダーのパスを変えてから、PCを再起動かけてからアプリケーションを起動しても何の反応もなく、まったくPCを使うことができなくなる状況になったりします。

▼ 例えば、Adobe Dreamweaverを起動しても反応なし、以下のFTPソフトウェアを立ち上げると1ファイル一覧の取得に失敗しましたとめらーが発生したりします。

第一考えられる原因は、Tempフォルダーを外付けハードディスクに設定は変更してしまったからです。外付けハードディスクをPCに接続してから再度Adobe DreamweaverやFTPソフトウェアを起動してみてください。問題なく動作されると思われます。

しかし、すべてのアプリケーションが問題なく起動するとは言い切れません。例えば、Adobe Dreamweaverは問題なく起動したとしても、Adobe Phoitoshopはどらブル発生で起動できなくなることもあります。問題があったら上記の既定の環境変数に戻すことで正常に戻ると思われます。

スポンサーリンク

Category

 Windows 10  CSS  HTML  EXCEL(エクセル) 有用なTIPs WINDOWS  MAIL(メール)

Windows Keyword Category

 ユーザーアカウント(User Account) 電源オプション Windowsファイルエクスプローラー 仮想マシン(Hyper-V) ハードディスクドライブ PC起動 Windowsアップデート(Update) ネットワーク(NetWork) Windows PowerShell コマンドプロンプト OneDrive レジストリ編集 Windows Defender Webブラウザー(Browser) ロック画面(Lock) マウス右クリックメニュー サインイン画面(Signin) タスクバー(Taskbar) 通知領域(SystemTray) スタートメニュー Snipping Tool・スクリーンショット アクションセンター(Action Center) セキュリティー・プライバシー 背景イメージ(Image) BitLocker暗号化 サウンド(Sound) グループポリシー(Gpedit) コントロールパネル(Control Panel) 日付と時刻(Date and Time) CD/DVD Media システム(System) ゴミ箱(Recycle Bin) アイコン(Icon) タスクマネージャー(Task Manager) コンピューターの管理 デスクトップ(DeskTop)

BILLION WALLET Copyright©All rights reserved