https://www.billionwallet.com > EXCEL > データの入力規則を使ってドロップダウンリストを作成する
データの入力規則とは、ユーザーがセルに入力するデータや値の種類を一定の範囲内に制限することをいいます。データ入力をリストで定義されている項目に制限することで、一貫性を保つデータ作成ができます。
例えば、毎日行っている仕事の中で、《A - B - C》という一定のパターンを持つ同一作業が繰り返されている場合、データ入力上で《A - B - C》のみでデータ入力を制限することで正確で一貫性のある作業ができます。リストを選択にすることでキーボードでの入力間違いも避けることができます。それ以外の異なる値が入力された場合は、入力エラーとなります。
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▼ まず、データの入力規則を設定するセルを選択します。セルA2を選択すると、お名前が入っているドロップダウンリストが表示されるようにしてみます。
▼ リボンのデータ > データの入力規則 > データの入力規則(V)を選択します。
▼ データの入力規則のダイアログ ボックスで、設定タブにて入力値の種類のボックスからリストを選択します。空白セルを許可するかどうかを指定するには空白を無視するのチェックボックスをオンまたはオフにします。
▼ ドロップダウンリストから選択するにチェックを入れます。チェックが入っていない場合、セルの横にドロップダウンの矢印が表示されません。 次に、元の値のテキストボックスに指定するお名前のリストを入力します。
半角のコンマ(,)を使用して各値を区切ります。入力が終わったらOKボタンをクリックします。
▼ 結果、以下のようにセルA2を選択すると、ドロップダウン リストが表示されます。
▼ ドロップダウンリストの幅はデータの入力規則が設定されているセルの幅によって決まりますが、ドロップダウンリストの幅より元の値に入力したリスト文字の幅が広い場合、以下のように、一部が非表示になるので、その場合はA列のセルの幅を調整する必要があります。
▼ 以下のように、一連のリストを作成し、名前ボックスにリストのタイトル名を付けます。ここでは《都道府県》と入力し、キーボードのEnterキーを押して名前を定義します。
▼ 次に、セルA1に《都道府県》と入力し、セルA2を選択します。ここに都道府県のドロップダウンリストを表示させます。リボンのデータ > データの入力規則 > データの入力規則(V)を選択します。
▼ 以下のように、リスト項目を選択し、元の値のテキストボックスに＝都道府県と入力します。
▼ または、上記のように直接入力せず、元の値のテキストボックスを1回クリック(選択)して、キーボードのF3キーを押して表示された名前のリストから該当する名前を選択したらOKボタンをクリックします。これは直接入力することと同じになります。
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▼ これからオフィス用品のドロップダウンリストを作成してみます。まず以下のように、C列に一連のオフィス用品リストを作成しておきます。
▼ 次に、セルA2を選択し、リボンのデータ > データの入力規則 > データの入力規則(V)を選択します。
▼ 入力値の種類からリストを選択し、元の値のテキストボックスにマウスカーソルを置き、C列にあるオフィス用品をマウスドラックして選択します。これで元の値のボックスに指定した選択範囲が=$C$1:$C$8として表示されます。OKボタンをクリックします。
▼ 結果、以下のようにセルA2の矢印をクリックすると、ドロップダウンリストが表示されます。
▼ 以下のように、《office》と《products》の2つのシートがあります。《office》シートのA2セルにドロップダウンリストが表示させてみます。対象となる元の値は《products》シートに入力します。
▼ 以下のように、《office》シートの元の値となる《products》シートのオフィス用品リストです。
▼ まず、上記の《office》シートにて、A2セルを選択し、リボンのデータ > データの入力規則 > データの入力規則(V)を選択します。
▼ 入力値の種類：リスト項目を選択し、元の値のテキストボックスにマウスカーソルを置《products》シートをクリックし、セルA1～セルA8までマウスドラックします。この選択範囲は元の値のボックスに反映され、=product!$A$1:$A$8と表示されます。OKボタンをクリックします。
▼ 結果、《office》シートのセルA2の矢印をクリックすると、ドロップダウンリストが表示されます。
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