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マイクロソフトのオンラインストレージサービスOneDriveを利用する~PCとOneDriveの同期設定 - Windows 10

マイクロソフトのOneDriveとは、GoogleグーグルのDriveやDropboxのように、クラウド(インターネット)上に文書や写真などのデータファイルを保存できるオンラインストレージサービスです。

Microsoftアカウントを持っているユーザーには、5GBの容量が無償提供されます。それ以上の容量を使用する場合は、有償サービスになります。ユーザーはMicrosoftアカウントでサインインするだけでOneDriveを利用できます。

使用しているPCやMac、Android、iOSなどのすべてのデバイスでファイルや写真などのデータファイルに自由にアクセスができるのはもちろん、共有もできます。

OneDriveとPCを同期するフォルダー指定

Windows 7 / Windows 8.1などのOneDriveアプリはWindows 10に統合され標準搭載となり、PCのハードディスクのローカルフォルダーとクラウド上のOneDriveのフォルダーが自動的に同期されます。

ただストレージ容量の小さいデバイスではクラウド上のOneDriveと同期させる場合は、よく使うフォルダーだけに同期を制限する必要があります。

「すべて同期」を選択するのが簡単ですが、クラウド上の総ファイルサイズがローカルストレージ容量より大きい場合は、すべてを同期させるのは出来ないので、必要項目だけ個別に指定します。

OneDriveのオンラインストレージにアクセス可能であれば、いつでもどこでも指定したファイルと同期や共有が可能です。例えば、自宅から会社のPCにアクセスし急な用事を済ませることが出来ます。さらに家族や友人とのデータ共有も出来ます。

OneDriveとの同期設定

Microsoftアカウントでサインインした場合は、デフォルトとしてOneDriveが有効になっていて自動的にPCとOneDriveが同期しますが、Microsoftアカウントをお持ちではなくローカルアカウントでサインインしている場合は、クラウド上のOneDriveとは同期してない状態となります。

▼　以下のように、Windowsエクスプローラーを開き、OneDriveをみても右側には何も入ってない状況です。

ここで「OneDrive」をクリックすると「OneDrive」同期設定のウィザードが開きます。

▼　または、以下のように、タスクバーの通知領域(タスクトレイ)からもOneDriveとの同期の有無が確認できます。

ここでは「」アイコンをクリックすると、「OneDrive」同期設定のウィザードが表示されます。

▼　最初、以下のような「OneDrive」同期のセットアップウィザード画面が表示されます。

▼　お持ちのMicrosoftアカウントでサインインします。

▼　PC側のOneDriveフォルダーを設定します。

▼　次に、クラウド上のOneDrive側の同期するフォルダーを設定します。

▼　これで、一旦準備は整いました。

PCの同期フォルダーを確認

▼　Windowsエクスプローラーを開き、左側の「OneDrive」をクリックしてみます。

これでPCとクラウドのOneDriveが同期されました。例えば、PC側から写真や文書などのファイルをPCのOneDriveフォルダーに入れると、自動的にクラウド上のOneDriveの同じフォルダーにコピーされることになります。